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ある地方の法律事務所に入所して,弁護士になって1年ちょっと経ちました。去年1年間は,修習生のような遊びの時期とは異なり、忙しく過ごさせていただきました。1年経って、ようやく少しは余裕が出てきましたので、ブログを再開させて頂こうと思います。
修習生の時に書いたブログを読み返すと、なにもわかってないなあと思う箇所もあれば、もう忘れていて意外と参考になるなと思う箇所もあって、驚きがあります。
ブログの記事のテーマですが、基本的には、担当した事件について、できるだけ具体的に書いていこうと思います。具体的に書きすぎると守秘義務との関係で大変なことになるのですが、そうすると、面白味というか、どこがどう大変なのかが伝わりませんので、がんばりたいと思います。私を日本のどこかの弁護士くらいにしか特定できないこのブログは結構貴重なものかもしれません。
そろそろ内容に入っていきます。
今回は、再開後1回目ですし、頑張りすぎると次回から大変になりますので、軽めにしておきたいと思います。
テーマは刑事弁護についてです。弁護士になって1年余経ちましたが、私は5件刑事事件を担当しました。所属事務所にもよりますが、一般的には少ない方かもしれません。理由は簡単で、私のいる地域は事件が少ないからです。
刑事事件は、事件の受け方で国選事件と私選事件に分けられます。国選事件は、国から弁護報酬をもらって、弁護を行うもので、私選事件は、被疑者や被告人本人などから報酬を頂くものです。
多少知識をお持ちの方は、国選事件だと弁護士のやる気がなくて、いい弁護をしてもらえないから、私選にした方がいいということを聞いたことがあると思います。
しかし私個人の意見としてですが、確かに私選の方が報酬は多くなりますが、それでやる気が変わるとかいい弁護をすることはありません。犯行を自白した人の事件(「自白事件」といいます。)の場合、やることは、被害弁償、保釈の請求、公判において情状弁護のための質問準備くらいですので、私選か国選かでそれほど差がでることはないと思います。むしろ私選で報酬を払うくらいなら、被害弁償を多くしたり、保釈金にまわした方がいいと思います。他方,犯行を否認している事件(「否認事件」といいます。)の場合には、しっかり調べてもらわないといけないので、私選もありかと思います。ちなみに否認事件についてですが、結構多いのではないかと思われている方もいると思いますが、私は、今のところ1件もありません。
私が扱った事件は、窃盗、窃盗、DVがらみの暴行、覚せい剤、詐欺の5件です。私の所属する弁護士会は、基本的に事件の内容で区別せずに弁護士に振り分けるので、殺人のような裁判員裁判になる重大事件も新人弁護士が当たることもあります。私は、新人向けの事件が当たり、ほっとしました。
具体的な事件については、次回に回しますが、今回最後に刑事事件について言いたいのは、これは弁護士にならないと分からなかったことですが、被疑者や被告人と話をするのは結構「癒し」になることです。別に相手は檻の中でこっちは外にいることによる優越感ということではないです。弁護士の業務で大変なのは、依頼者への対応です。無理難題を言ってくる依頼者にちゃんと説明して、納得してもらうことは非常に骨が折れます。多くの依頼者はそうではないのですが、たまにいます。そんな時に、刑事事件で警察署に入っている被疑者と接見すると、行くだけで、感謝してもらえるので、この人のために頑張ろうと思うようになり、癒されます。
こんなことを書いていて自分はゲスいなと思いましたが、去年それで何度か気持ちを助けられましたので事実です。
次回は、はじめにやった窃盗事件についてできるだけ具体的に書いていこうと思います。
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2015.06.27 Sat l 弁護士のつぶやき l コメント (0) トラックバック (0) l top
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